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2019年8月10日 (土)

為替操作国

アメリカが中国を為替操作国に指定しました。金融問題には全くの問題勘ですが、中国は基準値を定めて元とドルの換算レートを定めていると聞きますので、市場原理に委ねているとは言えないのでしょうが、それにしても交換レートを望ましい方向に意図的に動かすのではなく、市場が動いた方向が望ましいときに放任するというのまで、「為替操作国」という烙印を押すのは厳しすぎるような感じもします。

とくに今回のような場合は、アメリカによる制裁攻勢で元安方向に動いていることも考えられるとしたら、アメリカの非難は一方的な感じも拭えません。また当事国であるアメリカが一方的に宣言するのも問題ではないかと思いますが、あまり国際的な批判の声も上がっていないように思えます。

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