シベリアの山火事
シベリアの山火事が懸命の消火作業にもかかわらず鎮火せず、燃え広がっているようです。日本からヨーロッパに飛行機で飛ぶとき、シベリアの上空を飛ぶと、行けども行けども変わらない森林の光景に驚かされます。シベリアでは山火事が起こっても、無理に消化はせずに自然鎮火に任せて来と伝えられます。消火の施設も整っていず、道路もなくて消防車も近づけない原生林ですから、手が付けられなかったのでしょう。
ロシア軍の爆撃機が40トンあまりの水を積んで火災現場に飛び、水を投下しては空港に戻る形でピストン輸送をしているそうです。今年の火災は火より煙が激しいようで、それが近隣の人に害をもたらしているようです。シベリアの凍土は泥炭質のところも多く、一度火がつくと消しにくいと聞いた記憶があります。今年の夏は暑い夏になりそうです。
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