昨日の友は今日の敵
米軍のシリア撤退発表以来10日ほど、シリア情勢が急展開しているようです。トルコ軍の越境攻撃にさらされ、米軍という後ろ盾を失ったクルド人勢力が、これまで敵対していたアサド政権と和解し、トルコ軍に対抗する政策に踏み切ったようです。
トランプ大統領はトルコに即時停戦を求め、停戦するまで鉄鋼に対する50%の関税上乗せ制裁を行うと警告しました。さらにペンス副大統領をアンカラに派遣してエルドアン大統領を説得して、120時間の停戦に漕ぎつけたようです。その間にアメリカはクルド人勢力を国境から30キロ以遠に引き離す努力をすると約束したようです。はしごを外されたクルド人が果たして言うことを聞くでしょうか?
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