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2019年10月13日 (日)

ノーベル化学賞

今年のノーベル化学賞は、旭化成の吉野彰名誉フェローがアメリカの研究者と共に受賞されました。長年候補に挙がっていたものの、ここ数年は順番が回ってこない感じでしたが、ご本人も言われていたようにやっと順番が回ってきたということでしょうか。

リチウムイオン電池は電気自動車、スマホ、パソコンなどに広く使用され、今やなくてはならないものになりましたが、構造は単純ではなく、正極、負極、セパレーター、電解質などさまざまな部材の組み合わせでできており、それぞれの高度の技術で成し遂げられた製品です。リチウムイオン電池そのものは、日本が唯一の供給国であったときもありましたが、いまや見る影もなくなりましたが、部材については辛うじて日本製が主力を占めているようです。

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