人口に比例せず

今回のラグビーＷカップでは、米ロの両大国は代表を送っていましたが、予選リーグで勝利を挙げることはできず敗退しました。その結果、予選リーグを突破した8チームで、人口が1億人を有する大国は日本のみとなりました。その日本でもラグビー人口は十数万人といわれますから、人口とは必ずしも比例しないスポーツなのでしょう。日本と闘ったサモアは、人口は20万人と言われますから、どうしてあんなに屈強な選手を集められるのか、不思議に思うほどです。

今回の大成功で俄かラグビーファンが増え、ラグビー教室も活況だそうです。ラグビー人口が増えることは好ましいことには違いありませんが、単純に増えたのを喜ぶだけでは心もとない気がします。