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2019年12月20日 (金)

現実的

COP25から帰国して小泉環境大臣が「現実的には日本は今脱化石燃料を図るとか、脱石炭火力とかいうのは無理がある」と発言していました。マドリードで日本の努力を懸命に発信したのに国内外で評価が得られないことにフラストレーションがあったのには同情しますが、若干理解に苦しむ発言だと思われます。

ヨーロッパの各国にしても、ドイツは2038年までに脱石炭を図るとか、20年近く将来のことにコミットしているのです。EUに至っては、「全体として2050年には実質温室効果ガスの排出ゼロを目指す」と宣言して、環境NGOなどからも評価されていると聞きます。日本も2050年には石炭火力発電からの離脱を目指すという目標くらいは打ち出せないものでしょうか。

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