石炭火力発電
マドリードで行われているCOP25の焦点の1つは、温暖化ガス排出量の大きい石炭火力発電の規制だとされます。原子力発電の事故以来、石炭火力発電に対する依存の高まっている日本は格好のターゲットになっています。世界的に石炭火力発電所の新設は慎むという潮流の中で、日本の金融機関も国際的な融資の対象から石炭火力発電は外すことを打ち出していますが、梶山経済産業相は選択肢から外せないと記者会見で述べたようです。
そのせいかCOP25に参加しているNGOから早速「化石賞」という不名誉な賞を贈られたようです。急激な石炭離れも難しいでしょうが、「10年後には半減」というような目標を政府も国民の理解を得て打ち出すべきでしょう。
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