炭酸ガスの吸着
昨日いささか過激な意見を書きましたが、脱石炭火力という難関を突破するには、1つの攻め口だけではなく、多角的な突破口が必要になるでしょうから、そのための技術を開発する必要があります。たとえば石炭火力自体を止めてしまうのではなくて、排出される炭酸ガスを補足して無害化して廃棄するというのもまんざら捨てたものではありません。
炭酸ガスを吸着するアミン類を用いて、排気ガスから炭酸ガスを吸着し、加圧して深海に沈めるというような夢のような案も検討されていると聞きます。基礎技術としては可能になったとしても、経済性を含めて実用に近づくには幾多の困難があると思いますが、10年というオーダーで考えれば、不可能という事もないでしょう。
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