日本学術会議
学術会議が推薦した6人の学者が菅首相によって任命されなかったことに、国の内外から異論が起こっているようです。昔は科学者によって選挙が行われて候補者が選ばれていましたが、最近では学術会議のメンバーによって候補者が決まり推薦されるようになったようで、それもあってか首相に任命権があるという議論も出てきたのかと思われます。
首相は政府の政策と意見の合わない人は異動してもらうと言っているようで。官僚のみならず学者の世界にもこの原則を貫こうとしているようですが、賢明な策とも思えません。学術会議はあくまでも合議制の組織で、200人以上の委員のうち6人ですから行政府の実質的な意思決定の障害になるとも思えません。
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