至難の業い
新内閣の施政方針演説で「2050年までの温室効果ガス排出ゼロ」という思い切った方針を打ち出しましたが、世界の各方面から歓迎の声が上がっているようです。国連の事務総長も日本向けの単独インタビューで「決断を歓迎する」と言っていました。目標としては世界水準のレベルだと思いますが、実現の原動力となるべき首相をはじめとする政府首脳陣にまだ時間があるという油断があることもないでしょうが、何としてもやり遂げるという気迫と、実現するための緻密な計画があると思えないことです。
個人的には実質ゼロの実現は至難の業で、環境問題に詳しい専門家で「責任をもって実現する」と手を挙げてくれる人はいるのか疑問にも思います。
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