ノーブレスオブリージュ
米大統領選挙後のあまりの醜態に、民主主義国アメリカには貴族社会の伝統に根ざすノーブレスオブリージュは育っていないのかという仮説を述べましたが、恥ずかしながらわが国にもあまり定着していないのかと思わざるを得ない事態が発生しました。「桜を見る会」の前夜に安倍前首相の後援会の主催で行われていた集会が、かかって経費に非常に不透明な部分があると指摘されていた件です。
国会で野党に追及された前首相は、ホテルの努力で破格の価格が実現したので、安倍事務所は収支に全く関係していないと堂々と答弁していましたが、真っ赤な嘘で、事務所が差額を補填していたというのが真実のようです。改めて釈明を迫られるでしょうが、どう言い訳をするのでしょうか。
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