温暖化目標の具体化
この秋菅首相が突如温室効果ガス排出実質ゼロの方針を打ち出したことは国際的な評価も高く成功だったと思いますが、その具体策という点ではまだまだ課題が多いと思います。問題が多岐にわたり、互いに相矛盾する項目も多く、具体的に目標を定めて社会をリードしていくことが求められます。
重要な問題は数々ありますが、そのうちの1つを挙げさせてもらえば、政府として今後の原子力エネルギーをどう進めていくかということです。福島の事故後、政府は直接第一線に出ず、規制委員会が定めた基準に合格したものから粛々として再稼働を進めるという方針に徹しているように見受けます。原子炉の老朽化が進む中で、長期的な方針無しでは行き詰ることは目に見えているでしょう。
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