ガラス張り
長野県の茅野市の図書館がガラス張りの建物が増設されて、明るく快適な環境のようですが、蔵書の表紙が色あせるというアクシデントに見舞われているようです。蓼科高原の麓にある茅野市には毎年のように行っていましたので地の利はある程度心得ておりますが、標高800メートルということもあって、紫外線もかなりきついようです。「交流」を目的とする図書館であったようですが、蔵書が傷んでしまっては図書館としては本末転倒のような気もします。
図書館では交流と言っても、本を介しての交流のはずで、ガラス張りというのも違和感を禁じ得ません。ガラス張りの建築が流行りなのかもしれませんが、目的を軽視した建築は建築家の独りよがりと思えてなりません。
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