ワクチン特許権の一時停止
バイデン政権がこれまで反対していた「ワクチンの特許権の一時停止」に賛成に回ると大統領自身が発表しました。ワクチンの製造会社も抱え最大の利害関係国であるアメリカが一時停止賛成に回るのは大きな方針転換で、コロナに打ち勝つためには世界的にウィルスを封じ込める必要があることを認識した結果でしょう。もともとこれだけ短期間にワクチン開発に成功した陰には多額の国家の資金が利用されており、どこまで製薬企業の利益が保護されるべきかは議論のあるところです。
後発企業が供給できるようになるには特許権のみならずノウハウも必須で、先発企業の協力は必要で、リーズナブルの対価で技術移転されるのが望ましいと思います。
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