バーミャン石窟
前回アフガニスタンの主権をタリバンが握ったとき、偶像崇拝を厳しく禁止するイスラームの教えに忠実に従って、バーミャン石窟の石像をダイナマイトで爆破して世界の顰蹙を買いました。フランスのテレビの伝えるところによれば、今回タリバン政権はバーミャン石窟の見学を観光客に許して、一人5ユーロの見学料を取る方針に転換したようです。
ユダヤ教にしても、キリスト教にしても、中央アジアに生まれた一神教はいずれにしても偶像崇拝を禁じており、その他の宗教と交じり合うことによって妥協を繰り返してきたのだと考えれば、タリバンも進化していくのでしょうか。
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