給付金詐欺
持続化給付金詐欺事件をめぐって様々な報道がありますが、制度設計に当たる霞が関の人々には反省の意識は少ないようです。民放のバライエティ番組で、大蔵省OBで内閣官房顧問を務めた人は、「性善説に基づき申請手続きを簡単にして、事後審査で不正は厳しくチェックする制度は間違っていない」と主張していました。
本人確認だけでもしっかりする制度を考えられなかったことは、官僚制度の劣化を表すものではないのでしょうか。事後審査を厳しくして摘発すればよいというのは、二度手間もいいところで、社会のエネルギーを浪費しているとは思わないのでしょうか。
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