修正版二国家制度
パレスチナ問題解決の画期は1993年のオスロ合意でした。クリントン政権の仲介もあって、ノルウェーのオスロでイスラエルとパレスチナの間で曲がりなりにも合意が成立しました。その基本的な考え方は「二国家共存」思想にあるとされます。そのこともあってパレスチナ問題はこの基本原理から逃れられません。先日提案した「新ガザ建設」はある意味ではこの原理の修正版とみられる可能性はありますが、少し距離を置いて共存を図る仕組みと言えなくもなく、修正版という範疇にはあるとも言まます。パレスチナのうち穏健策とるヨルダン西岸地域については共存可能と考えられ、むしろイスラエルの側が新植民地の建設を慎み撤退すべきかと考えます。
コメント