宗教的背景
中東地域の抗争については宗教的背景がよく指摘され、その要素を否定することはでませんが、少なくとも現在のパレスチナ問題に関する限り、宗教的は主要な要因になっているとは考えられません。井筒俊彦先生の「日本語訳コーラン」を一度読んだことがあるだけですが、強く印象に残っているのは元々イスラム教の教えにはユダヤ教、キリスト教への対抗心はなく、むしろ敬愛の念強く感じられるということです。もともと対立する思想ではない上に、近年の積もり積もった怨念と政治事情が過剰な中東情勢の中では主要な背景とは考えられません。
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