報復の連鎖
ヨルダンに存在する米軍の基地が攻撃され、3人の兵士が犠牲になったようで、アメリカ軍がシリアやイラクに存在するイラン革命豚の基地を報復のため攻撃ようです。アメリカ軍もイランも直接的な正面衝突は回避したいようですが、出先機関の偶発的衝突の可能性も排除できません。
21世紀になっても人類は「やられたら、やり返す」報復の連鎖を卒業できてきていないようです。パレスチナの虐殺もハマスの不意打ちに怒ったイスラエルが報復に踏み切ったからです。そのイスラエルもアウシュビッツの仇をパレスチナで晴らしているように思えてなりません。報復の連鎖は断ちがたいものです。民主主義の社会は皮肉なことにこの連鎖を強めているように思えます。施政者は「加害者を許すな」という無言の大衆に抗いがたいのです。
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